2007年4月23日月曜日

家庭教師から学ぶべきもの

 私はプロの家庭教師を10年続けてきました。家庭教師として生徒である子供に、特に小学生や中学生の生徒に10年間続けて、徹底して教え続けてきたポイントがあります。この勉強をする上でのポイントは、ほとんどの人が知っていることです。少なくとも全員聞いたことくらいはあるでしょう。しかしこのポイントは家庭教師でなくとも、学校の教師でも、親でも子供に教えなくてはならない、学習のみならず人生における大きなポイントなのです。


 私は現在、家庭教師をしていますが自分が小学生や中学生の時は家庭教師に勉強を教えてもらってはいませんでした。しかしこのポイントというものは中学生の頃に自らが発見し重要であると気付いたことです。そして家庭教師になってから気づきましたが、意外とこの重要性に気付いているものの実践している子供は少ないのです。小学生はもちろん、中学生も高校生、大学生でも、さらには家庭教師でも実践できている人は非常に少ないようです。というよりは、実践の仕方、勉強への取り入れ方がわからないのでしょう。


この勉強のポイントは、家庭教師に教えられれば出来るというものではなく、子供自らが理解し、納得し、そして勉強法に取り込んでいかなければ何の意味もありません。しかし家庭教師でも学生も知ってはいるけど実践への取り入れ方がわからない、という人が非常に多いのです。これが出来るか出来ないかで勉強だけでなく、社会に出ても、人生においても大きな差が出ます。


私が家庭教師として教え続けてきたこと、それは「要領の良さ」です。家庭教師として、とにかく要領良く学習し、そして生活していくことを10年の家庭教師生活を通して生徒達に教え込んできました。単に要領良くといわれても、勉強をうまくこなすといわれても、どうしたらいいのかわかりますか?要領良く勉強をやらないと、一流中学校や高校、大学に合格するためには時間がかかりすぎるでしょう。勉強は要領です。人生も要領です。私はプロの家庭教師になってそれだけを教え続けて大きな実績を出してきました。